[必読] 食事療法不要の痛風治療法
現在はプリン体ゼロのお酒などが出まわっています。またプリン体カット食品としてプリン体を食べる乳酸菌配合のヨーグルトなども出ています。
しかしプリン体を徹底的に抑えてもなかなか尿酸値が減らないということを良く聞きます。
プリン体の摂取を抑えることが、尿酸値を減らすと考えるのはちょっと違うかも知れません。プリン体の80%は体内で生成されるものなのです。
あとの20%が食べ物から摂取するものだと言われています。つまり食べ物からのプリン体コントロールを頑張ったとしても20%しか減らないということなのです。
では食べ物なんで無視していいのかというと、やっぱりその20%はきちんと減らしたいので食べ物からのプリン体コントロールは重要とも言えます。つまりプリン体摂取について間違ったイメージを持たず、
ようにすべなのです。
そうすると何がなんでも、プリン体をがむしゃらに減らすことは無いことも分かるはず。1日400mgをきちんと守るようにすればいいのです。
逆に言うと尿酸値はプリン体コントロールにあまりこだわらなくても下げることはできるのです。特に肥満で尿酸値が高いという人は、減量をすることで尿酸値は落ちます。
つまりプリン体を気にするより、食べる量全体が多すぎるということも影響している可能性があるのです。適量の食事であるか見直してみましょう。
もし多すぎるなら普通に戻すだけでも尿酸値は減るので是非見直してみましょう。
その上でプリン体をカットすることはおすすめですので、是非こだわり過ぎないように気を使うようにしたいものです。
またプリン体ゼロのビールなら安心してたくさん飲めるというのも大間違い。ビールに入っているプリン体は確かにゼロなので、その部分はクリアしています。でもアルコールを分解するときにプリン体が体内生成されることを忘れないで下さい。
つまりアルコールを飲むことで尿酸値の20%の分に対しては問題がなくても、80%を占める体内生成のプリン体量が増えてしまうということを忘れないように。そのことも頭に入れて上手にお酒と付き合うようにしましょう。
目次
プリン体ゼロ・糖質ゼロのビールがおすすめ
ビールも最近は
も選ぶことができます。プリン体について調べるとビールが特にプリン体が多いだけで、日本酒、ウイスキーなどはとても少なく、焼酎においてはゼロです。糖質はビールも他のお酒も同じ程度含まれています。
そのため、どちらもゼロなら安心して飲むことができるはずです。
現在プリン体ゼロ・糖質ゼロビールは大手ビールメーカーがそれぞれ発売していますが、やっぱり味は正直ビール好きには物足らなさがぬぐえないようです。
それでもプリン体ゼロ・糖質ゼロを安心して飲みたいという人にはおすすめです。
またビールは他のお酒に比べて多いとは言われていますが、350mlに対してプリン体は12~25mgなのです。1日400mlの中でこの数値はどうなのでしょう。
美味しく飲みたいなら、一般のビールを控えめに飲んでもいいのではないでしょうか。
また糖質に関しては普通のビール350mlに対して約10~15mgとなっています。
カロリーでいういとプリン体ゼロ・糖質ゼロタイプが約90~110キロカロリーに対し、普通のビールは140~150キロカロリーとなっています。
さてこの差をどう考えるかは人それぞれということになります。やっぱり少しでもプリン体と糖質はゼロがいいと言う人もいるでしょう。
また普通のビールを楽しむなら、少し他のもので調整する方がいいと考える人もいるかも知れません。
プリン体ゼロのビール・酒税法上は発泡酒
最近プリン体ゼロ、糖質ゼロのビールが、大手ビールメーカーからこぞって発売されています。
しかし実際ビールと言ってはいるものの、酒税法上は発泡酒に分類されるものとなります。
さて、ここでビールと発泡酒の違いをご存じでしょうか。まず違いをはっきりしておきたいと思います。
まずビールと発泡酒の違いは
があります。酒税上ビールと言えるのは麦芽を原料の3分の2以上使っていなければなりません。
また他の材料も政令に限定されたもの以外は使えません。この条件に当てはまればビールと呼べるわけです。
また、発泡酒の場合は麦芽使用が3分の2未満。ビールでは使用限定されていない材料も使っているものを発泡酒と言われているのです。
また最近新ジャンルと呼ばれるビール系のお酒がありますが、麦以外の物が主原料になっているもので、「その他の醸造酒」に分類されます。
また発泡酒に麦由来のスピリッツや蒸留酒を加えたものはリキュールに分類されています。どれも低価格でビールと同じような味わいを楽しめる工夫がされています。
そしてプリン体ゼロや糖質ゼロ、カロリーオフなど健康にこだわった「ビールのような」発泡酒や新ジャンルが作られているのです。
プリン体ゼロの発泡酒というと、今4つの大手ビールメーカーがそれぞれ工夫したものが発売されています。
どれも苦味と甘みのバランスがそれぞれ違い、絶妙な味わいに仕上がっています。しかしビール党の人からは「いまひとつ」と言われているようです。
プリン体ゼロのビールの比較・味わい
実際にはプリン体ゼロの発泡酒の比較ということになりますが、今日本では大手ビールメーカー4社「サッポロ」「サントリー」「キリン」「アサヒ」から
されています。この4つのどれがあなたに合うでしょう。どれもそれぞれ味つけは工夫しているようですが、味わいは違います。
個性がある味わいなので好きな人は大好きだけど、あまり好きでない人もいるはずです。さて少しでも違いが分かるような比較をしてみましょう。
サッポロビールは「極ZERO」ですがアルコール度は一番弱い4%となっています。最初は新ジャンルの分類として発売していましたが、再発売をして発泡酒として店頭に出ることになりました。
薄味ビールという味わいですが後味に苦味が残るという味わいです。最後の苦味が大好きと感じる人と、好きでないという人の分れるところではないでしょうか。
一番最初に出たため根強いファンがいるようです。カロリーは91キロカロリー/350mlとなっています。
サントリーでは「おいしいZERO」はアルコール度は5%。他にもいろいろなビールを発売していますが、どれも天然水仕込みです。
味わいは従来のノンアルコールビールに似たイメージですがうま味を意識した甘みがプラスされておりプリン体ゼロのビールの中で一番うま味が強くなっているとも言われています。カロリーは98キロカロリー/350mlとなります。
次にキリンビールからは「淡麗プラチナダブル」が発売されています。売れ筋商品の淡麗ブランドの1つとしての発売です。
アルコール度はちょっと高めの5.5%となっています。味のイメージは大人の苦味のあるスポーツドリンクです。
甘みより苦味が強いタイプなので、甘い味が好きでない人にはおすすめです。カロリーは108キロカロリー/350mlとなっています。
アサヒビールからは「アサヒスーパーゼロ」でアルコール度は5.5%です。
さわやかな甘みがパーっと広がり、その後苦味がガツンと感じられるという飲んだ時に、鼻に抜ける甘さを感じますが、その後苦味を感じることができるという二段構えの味わいです。
ホップの苦味というより、ちょっと薬品的な味わいが好みの分れるポイントかもしれません。カロリーは119キロカロリー/350mlと一番カロリーが多いようです。
以上飲んで比較してみるとこのような違いがあります。味わいは甘さと苦さをそれぞれ研究の結果絶妙のバランスで仕上げていますが、飲む人の好みはそれぞれです。1度4つ同時に比較してみてはいかがでしょう。
プリン体ゼロのアサヒスーパーゼロについて
味の面ではどのメーカーもさまざまな工夫をしているため、それぞれの味わいがあります。
その中でアサヒスーパーゼロは、こくとも言える甘みが口の中に広がった後に苦味が広がるという、2段の味わいをもった発泡酒なのです。
他の3つと比べて特に違うところは、2段の味わい以外に苦味の味にちょっと癖があるとも言えます。
この辺がアサヒスーパーゼロのファンにとってはたまらないところであり、逆にあまり好きでないという人にとっては引っ掛かるところのようです。
アサヒというとスーパードライでファンもたくさんいますね。そのキレ味が特徴のビールではないでしょうか。
アサヒスーパーゼロもやはりキレを大切にして作られたと言われています。9月2日より全国発売ということで、これからどんどんファンができることでしょう。
アサヒスーパードライをはじめ、発泡酒のアサヒスタイルフリーも高い人気を保持しています。
そんなアサヒだからこそ、キレと味わいをアサヒスーパーゼロにも反映することができたのではないでしょうか。
せっかくプリン体と糖質の心配がなく飲めるビールなので、是非おいしいものが飲みたいものです。
プリン体ゼロのノンアルコールビールについて
ノンアルコールで楽しみたいという人には今までなかなかプリン体ゼロでノンアルコールはありませんでした。
しかし、最近大手ビールメーカ-からノンアルコールビールで、プリン体ゼロのものも発売されているのです。
これは痛風を意識しているノンアルコールビールファンにはうれしいことではないでしょうか。
ノンアルコールビールでも麦を原料にしているタイプはどうしてもプリン体が含まれるので、その辺購入するときには注意しなければなりません。
ちなみに最近はノンアルコールビールだけでなく、ノンアルコールサワーなど焼酎カクテルもノンアルコールタイプが出ています。
もともと焼酎はプリン体ゼロなので安心して飲むことができ、ノンアルコールタイプも特にプリン体ゼロという表示がなくても、安心して痛風を意識している人でもOKです。
もともとそのお酒にプリン体が入っている、いないという問題だけでなく、アルコール自体も痛風にはあまりおすすめができません。
もちろん飲み過ぎなければ特に問題はありませんが飲み過ぎは要注意です。
そこで最初はノンアルコールでない普通のお酒を飲んで、
という人もいるようです。このようにお酒を上手にコントロールする為にもノンアルコールはおお勧めです。特に病気予防や成人病予防にもお酒の飲み過ぎは避けたいものです。
プリン体ゼロのチューハイが発売された
最近はプリン体ゼロ、糖質ゼロのビール(発泡酒)が、大手ビールメーカーからそろって発売されています。
そしてとうとう今年6月16日、サッポロビールより「サッポロ極ZERO CHU-HI ゴクハイ」が新発売されました。
プリン体ゼロ、糖質ゼロ、人工甘味料ゼロという3つの魅力が、このお酒の売りとなっている酎ハイです。
お気づきになった人もいるかも知れませんが、酎ハイに使われる焼酎にはプリン体は含まれていないお酒なのです。
ただし酎ハイでレモンやグレープフルーツなどを入れると、少量のプリン体が含まれてしまいます。
そういう意味ではその分をゼロにしたと言えそうです。しかし実際にはプリン体だけでなく、糖質がゼロであり、その上今問題になっている人工甘味料を使っていないというところが、この酎ハイの魅力なのではないでしょうか。
多くのプリン体ゼロ、糖質ゼロ、カロリーゼロなどのお酒には、
しかし人口甘味料に対する不安もあり、その不安を払拭するためにも今回発売された「サッポロ極ZERO CHU-HI ゴクハイ」は注目されています。
今カロリーゼロ食品、飲料水などにほとんど使われている人口甘味料は、もちろん厚生労働省の認定したものを使用し、使用量もきちんと規定内に守られているものです。
しかし一方でさまざまな種類の人工甘味料すべてに対して健康に良くないという考え方もあります。
世界中の大学などでも臨床検査などが行われ、健康被害のリスクがあるということも結果が出ています。
しかしその科学的データがなかなか証明できないため、危険なリスクはないとして世界中で使用されている人口甘味料がたくさんあります。
例えば今は厳禁となったチクロなども、以前は何も健康に問題はないと言われ世界中で使われていましたが、あるとき科学的データとして発がん物質が認められ禁止になったというものもあります。
このような前例と研究結果があるため、糖質ゼロやカロリーオフ商品を使いたくても使わないという人もいます。
そんな人にも安心して飲めるのがこの「サッポロ極ZERO CHU-HI ゴクハイ」ではないでしょうか。
これからはプリン体や糖質、カロリーを意識している人のためのドリンクや食品が、このようにニーズに合わせてどんどん発売されてくるのではないでしょうか。
私たちは特に痛風予備軍、成人病予備軍でなくても、今の時代は誰でも注意することが必要な時代です。
もしこのような安心で健康に良いものが発売されれば、ついスーパーの売り場でも手が伸びてしまうのではないでしょうか。
ついにここまで!プリン体ゼロ・ヨーグルト
最近はプリン体ゼロのビールなどまで出まわるようになりましたが、なんと最近「プリン体と戦うヨーグルト」まで発売されたのです。
このヨーグルトは、体の中のプリン体を減らすという効果が期待できるとのこと。
つまり、もともとヨーグルトにはプリン体の含有量はとても少ないのですが、「プリン体と戦うヨーグルト」に入っている乳酸菌が、摂取したプリン体を食べてしまうというものなのです。
乳酸菌の研究はさまざまなヨーグルトメーカーで行われています。その中で
され、その乳酸菌を体に摂取するにはヨーグルトが一番ベストなのです。多く摂取してしまったプリン体を、この乳酸菌が食べてくれます。
ラクトバチルスガッセリーPA-3という乳酸菌で、テレビのCMなどでもおなじみの明治RA-3というヨーグルトが日本初の「プリン体と戦うヨーグルト」として発売されたのです。
プリン体摂取を注意することも大切ですが、この乳酸菌を腸内に上手に摂取することで、よりプリン体対策は完ぺきになります。
最近腸内フローラということが注目されています。腸内には数兆とも言われる菌類が住んでおり、それがまるでお花畑のようだと言われているのです。
そしてそのフローラによって人の健康や寿命まで分かるというほどです。
腸内環境がとても重要であり、少しでも腸内を良い状態を保つためにも乳酸菌は不可欠と言われています。
その上、プリン体を食べてくれる乳酸菌がいつも腸内に待機していてくれたら心強いのではないでしょうか。
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