[必読] 食事療法不要の痛風治療法
プリン体の含有量の多い食品を覚えておくと、できるだけ避けることができます。もちろん絶対に食べることは禁止というものではありません。
でも、だからといって毎日含有量の多いものを食べ続けることは危険と言えそうです。
そこでプリン体の含有量の少ないものや、特に多いものを知っておくと上手に避けることができます。
そのためプリン体含有量の多い食品で、できるだけ避けるか食べるときに他の部分で調整するべき食品のご紹介です。
肉なら鶏肉は他の肉より1.5倍ほど多くなります。またレバーや内臓はどの肉でもプリン体が多くなるので要注意です。また魚でも内臓や頭から食べられるものは避けましょう。
例えば煮干しなどは一般の魚が100~200mg/100gのところ、700以上になるので、ダシとしても煮干しは毎日は避けましょう。ダシというと干し椎茸も要注意です。
またしらす、たたみいわしなどの内臓や頭から食べるものも注意が必要です。他にアンコウの肝、白子は300~400mg/100gとグーンと高くなります。
カニ味噌やウニは一般の魚の1.5倍程度の150mg/100g前後となります。他に魚系で要注意は煮干し他にもカツオ節が約500mg/100g、真鰯、真アジ、サンマなどは約200~300mg/100gとなります。
またエビやオキアミ、車エビ、スルメイカ、牡蠣、やりイカなどは約200~300mg/100gなので一応避ける部類として覚えておきましょう。
他にタコ、貝類、カニ類などは肉類などより多い約150mg/100g弱となります。できれば量を控えるか毎日は避けるようにしましょう。
さて健康食品にも相当プリン体として要注意のものがあります。せっかく健康のためのサプリでも注意しなければなりません。
まずDNA/RNAはなんと21493mg/100g、クロレラが3182mg/100g、ビール酵母が2995mg/100g、ローヤルゼリーは403mg/100gとなっています。
ただし、1回に100gも摂取しないので、それほど心配することはありませんが、痛風の人は避けるようにしましょう。
あとはアルコールを飲む人は、ビールについては注意しましょう。ただしプリン体ゼロのものなら問題ありません。
しかしビールでも小瓶一本程度ならそんなに問題はありません。ちょっと食事でバランスをとるようにすればOKです。
目次
プリン体の多い食品・椎茸について
痛風の予防、改善などを意識している人にとって、プリン体の多い食品はできるだけ避けようと考えます。
なぜかというとプリン体は尿酸の原因となるからです。このプリン体は食品からの摂取するものと、体内で合成する分とがあります。
昔はプリン体の食品を厳しく制限されていたようですが、最近では食品に含まれているプリン体の多くは腸管内で分解されるということが解明されてきたのです。
そのため食事から摂るプリン体より体内で合成されるプリン体に注目されるようになりました。
そして頑張ってプリン体制限しても、血中の乳酸値が1.0g/dl程度減るだけということも分かっています。
また尿酸代謝をコントロールする薬剤も開発され、随分食事からの制限は楽になったと言われています。とはいってもまったく気にすることはないということではありません。
そのためプリン体の多いものは避けるべきではないでしょうか。そして目安として1日400mgを限界と考えて食事制限を行うようにするといいと言われています。さて、そこで椎茸の話に戻りましょう。
干し椎茸になると379.5mg/100gのプリン体が含まれていると言われています。
干し椎茸がなぜ生の椎茸より多くなるかというと、干し椎茸は干した分水分がなくなり軽くなります。そのため100gというと生の椎茸の数倍の量になるからなのです。
特に干し椎茸だけプリン体が増えているということではありません。
しかし椎茸は尿をアルカリ化する食品としても挙げられているのです。つまり痛風にはおすすめでないという食品の一つであるのに、尿の固まりを抑える作用のある食品でもあるというわけです。
干し椎茸というと、水に戻して食べますがプリン体は水溶性なので汁の方に出てしまいます。そこで干し椎茸の場合は水に戻して絞った身の方を食べるようにしましょう。
このような食べ方をすれば問題なくプリン体もだいぶ減るはずです。ただし、尿のアルカリ化の効果があっても痛風の人へのおすすめの食品ではありません。
味が好きなら絞ったものを少し入れるぐらい問題ありません。少し入れても美味しくなるので、そこまで神経質になることはないでしょう。
さてここではいろいろな食品をすべて挙げることはできないので、ザックリ覚えておくと便利な食品をご紹介しましょう。
まず卵や乳製品にはチーズ以外にはほとんど少量やゼロなので安心して食べられます。野菜ではブロッコリースプラウト(新芽)やほうれん草の芽が特に多いので注意しましょう。
干し椎茸もとても多いと言われていますが、そんなにたくさん食べないのであまり気にしなくてもいいでしょう。
キノコ類は少し高めですが、あとの野菜は大体100g中50mg程度と思っておきましょう。
大豆製品も大体100g中50mg程度ですが、納豆だけは倍の113mg程度となります。肉はどの肉も内臓レバー系は高く200mg以上。
一般の肉は豚や牛は100g中100mg前後ですが、鶏肉はその1.5倍弱で少し多くなります。ソーセージやベーコンは60mg前後ですがサラミだけは120mgになります。
魚ではカツオ、ニジマス、真アジ、真鰯が100g中200mg近くありますが、他の魚は大体150mgと考えればいでしょう。
ただし干物はとても多く真鰯、真アジ、サンマなどの干物やカツオ節は300mg前後、煮干しにいたっては700mg以上となります。煮干しのだしのみそ汁はちょっと注意が必要です。
また魚介類としてイカ、タコ、エビは180mg前後、カニは100mg前後、アサリやハマグリは150前後と考えておきましょう。
以上ザックリなのでどれもぴったりの数値ではありません。しかしこの程度と覚えておくだけで随分注意できるのではないでしょうか。
プリン体食品の一覧表について
プリン体はどういう食品に多く含まれているのでしょう。特に痛風予防や改善を意識している人は、プリン体の成分表などをある程度ザックリと頭に入れておくといいのではないでしょうか。
外食などのときにも知っておけば便利です。プリン体食品の一覧表はネットでもいくらでも一覧表を見ることができるので自分でまとめたものを持っているのもいいかも知れませんね。
ちなみにアルコールは特に痛風の人は気になるところだと思いますが、ビールは要注意と言われています。
しかしあまり神経質にならなくても、量を注意すれば厳禁としなくても大丈夫のようです。また最近では第4のビールと言われる発泡酒の時代。
大手のメーカーでもプリン体ゼロの発泡酒も出ているので、ビールを楽しむこともできるようになったとも言えますね。
さてアルコールで一番安心なものは焼酎でプリン体はゼロです。またウイスキーが100ml中0.1mg、ワインとブランデーが100ml中0.4mg、日本酒は100ml中1.21mgとなっています。
プリン体の多い食品表
プリン体の多い食品表には、意外なものもたくさんあるのではないでしょうか。そして多いだろうと思っていたものが、少なかったりすることもあります。
まず最初に覚えておきたいことは卵と乳製品、野菜は特に心配しなくてもいいと言えそうです。
野菜の場合は特に干し椎茸以外はそんなに多くないことと、プリン体の多い野菜でも、特に徹底的に毎日食べるようなことをしなければ、痛風の発作などを起こすことはないと言われています。
しかし、あとはプリン体の多い食品表をちょっと見ておきて、多いものは意識した方がいいのではないでしょうか。
例えば肉でも内臓系はできるだけ避けた方がいいでしょう。また肉もプリン体の量からいうと、鶏肉が一番多いので豚や牛の方がプリン体は少なくなります。
しかしプリン体を意識している人の中にもコレステロール要注意の人も多いはずです。そういう人にとって鶏肉はとても重要です。
その場合は鶏肉を100g食べるところを80g程度にして、あとは豆腐などで補うようにしてはいかがでしょう。このように
ので注意しましょう。
また魚類は頭や内臓を食べるものは避けるか、頭部や内臓は避けるようにします。
サンマ、イワシ、マグロ、サバ、ブリ、アジなどは魚の中でも多い方ですが、では青魚が多いのかというと白身魚でもトビウオ、カレイ、アユなども高いと言われています。
また痛風というと贅沢病とも言われ、贅沢な食事をしている人に多いと言われてきましたが、実際は干物に驚くほどプリン体が多いのです。
現代の人たちのご馳走はステーキやウナギですが、これらはそんなにプリン体は高くないのです。そう考えると昔の贅沢は干物だったのかも知れません。
干物はマイワシが約305mg/100g、マアジが約245mg/100g、サンマ焼く208mg/100g、カツオ節は約500mg/100g、煮干しは約750mg/100gとなっています。
生の魚の場合はこれらの青魚も大体平均120~150mg/100gなので2倍~5倍ぐらいになっているということです。このようなことも食品表からも見えてきます。
プリン体の多い食品・一覧表
プリン体の多い食品を意識しておくと、できるだけプリン体摂取を減らすことができます。
体内で生成されるプリン体は薬での改善しか望めませんが、食事などから摂取する分はできるだけ減らしたいものです。
そこで肉、魚、野菜と分類に分けた一覧表をアップしてみましょう。すべて100g当たりとしています。
以上ザックリとですがどのようなものが注意すべきか、そしてその中でも特に多いのは何かなど、ちょっと頭に入れておきましょう。
以上ざっくりですが、参考にしていただきたいと思います。ただし、これは100gに対してのプリン体の量となっています。
カツオ節など500mg近くあり驚くほど高いプリン体含有量となっていますが、実際にお吸い物やみそ汁一杯分に計算するとたった24mg程度になります。
このように1食分という考え方をしないと、普通に食べたいものまで食べられなくなります。あくまでも100gに対してということを忘れないようにしましょう。
また、プリン体の量を表わしているものですが、コレステロール量とはまったく違うものが多いので、プリン体のことばかりを気にしていると、コレステロール値の高いものを摂取することにもなります。
特に痛風の患者の多くは成人病や糖尿などの注意が必要な人なので、その辺も
プリン体の多い食品のランキングを知っておこう
プリン体を気にしている人はやっぱり、プリン体の多く含まれている食品を知っておくと、避けることもでき便利です。
もちろん細かく知っておくことができればいいわけですが、なかなか覚えることも大変なのでプリン体が多い食品や、逆に少ない食品をピックアップして覚えておくといいのではないでしょうか。
そこでプリン体の多い食品をランキングとしてご紹介しましょう。まず簡単に言うと、肉や魚の内臓類が多いものはランキングでも上位です。
例えば肉ならレバー系です。魚も頭から食べられるものや、内臓まで食べられるもの、グルタミン酸の多いものは要注意です。
また干し物は乾燥させることでプリン体量が増えるということもあります。干物は全体的に注意しましょう。
また煮干しは干して軽くなっていること、乾燥してグルタミン酸が多いこと、脳や内臓も入っていることの3つの条件が揃っているので要注意です。
グルタミン酸ということではキノコ類も食べすぎに注意しましょう。椎茸が極端にプリン体が多いのも、干して軽くなっているということと、乾燥してグルタミン酸が多くなったことの2つが揃っているからです。
ダシとして使われるものは、旨みというグルタミン酸が多いのです。ダシなら煮干しが746.1mg/100 、カツ節なら493.3mg/100gなので、ダシは上手に摂りすぎないようにしましょう。
しかし例えばカツ節のプリン体は多いと言っても、軽いものなので例えばみそ汁1杯分のカツ節は約3g程度しか使いません。
つまりプリン体に換算すると15mgということになります。そう考えると、そんなに問題視することではないはずです。
1日のプリン体摂取量は400mgですので、そのうちの15mgを使ってもおいしいおみそ汁を食べたいと思いませんか。
みそ汁は味噌だけでなく野菜などを食べることもでき、健康にはとても好ましいメニューの一つです。このようにランキングを覚える場合、よく考えてみましょう。意外とプリン体が多いようでも、
プリン体の多く含まれる食品ランキング
痛風を気にしている人にとって、やはりプリン体の摂取を増やさないようにしなければなりません。痛風の人の医師のガイドラインには
と書かれています。個人差がありますが、平均この程度ということのようです。そして医師は400mlを基準に患者に指導していくということになります。
さてプリン体が多く含まれる食品のランキングをご紹介しましょう。すべて100mg中の含有量とします。まず健康食品で注意すべきものが幾つかあります。
DNA/RNAは21493.6mg、クロレラは3182.7mg、ビール酵母は2995.7mg、ローヤルゼリーは403.4mgととても高いので一応知っておきましょう。
ここからは高いものを高い順に並べてみました。どれも100mg当たりとなります。
まず野菜ですが、干し椎茸、ほうれん草、ひらたけ、ブロッコリースプラウト、マイタケが多いと言われています。次に豆類は乾燥大豆や納豆が多いとのこと。
肉は多い順に鶏レバー、豚レバー、牛レバー、鶏ササミ、鶏手羽先、鶏モモ、豚ヒレ、鶏皮、牛モモ、豚肩、牛スネ、ラム、豚ロース、牛タンとなります。
魚はカツオ、真鰯、ニジマス、真アジ、明太子、マグロ、サンマ、トビウオ、カマス、キス、ニシン、サワラ、ひらめ、アユ、メバル、ぶり、タラコ、スズキ、鮭、ワカサギ、ウナギ。
貝や軟体動物ではエビ、オキアミ、イカ、牡蠣、アサリ、タコ、カニ、ハマグリです。
干し物では煮干し、カツオ節、真鰯干物、サンマ干物、サーモン缶、ツナ缶。その他アンコウ肝酒蒸し、イサキ白子、カニ味噌、うに、アンコウ肝などがあります。
肉の場合レバー以外は大体どれも110mg台が多く、魚になると130mg台~200mg台が多くなり、貝や軟体動物になると150mg~270mg台が多くなり、干し物になると200mg台~700mg台になっていきます。
これらを頭に入れておくと、外で食事をするときでも意識的にプリン体の少ないものを選択することができるのではないでしょうか。
また逆にできるだけ避けたいものなども分かるので、まずはメモなどをして持ち歩くことも大切ではないでしょうか。
だんだんプリン体の少ないものが分かってくると自然とプリン体の少ないものを選択するようになるはずです。
「しらす」のプリン体含有量
プリン体は動植物すべてに含まれているものであって、人間の細胞内にも含まれています。
でもやっぱり魚介類は特に多く含まれていると言われています。そこで、朝ご飯のメニューにも人気の「しらす」について調べてみましょう。
「しらす」は100g中471mgと、一日の摂取限界量を超えてしまいますが、実は「しらす」はとても軽いので1食分を2g程度でも十分です。
2gなら約9.4mg程度となり、このぐらいなら特に気にすることもありませんね。つまり多く食べすぎず、大さじ一杯程度を大根おろしと一緒に食べるようにするといいのではないでしょうか。
「しらす」をもう少し乾燥させた「ちりめんじゃこ」の場合は少し軽いため、100gに1108.6mg含まれていると言われています。
1食2gとして「しらす」の約2杯の22.2mgとなるので、「ちりめんじゃこ」なら「しらす」の半分の量で同じプリン体ということになるわけです。
魚自体もプリン体が多いと言われていますが、特に卵類や内臓には多く含まれています。そのため「しらす」は内臓から卵まですべて食べるので、どうしてもプリン体含有量は多くなります。
煮干しなどのプリン体の含有量も多いようですが、内臓や頭を取って使うとずっと少なくなります。
しかし料理のだしに、どのような状態の煮干しが使われているかまで外食などでは分かりません。だからこそ分かるものはできるだけ、注意して摂取することも大切になりそうです。
でもだからといって体によい食べ物をどれも避けることはなく、ほとんどは少なめに摂ることが大切になります。
例えば大根おろしの上に乗せてみるとか、ほうれん草のおひたしの上に少量振りかけるだけでも、「しらす」の美味しさを感じることができます。また卵焼きの上に「しらす」と大根おろしを乗せるのもおすすめです。
他にもサラダに「しらす」を振り入れて、しらすサラダにしても美味しくなります。他にも焼き茄子に「しらす」と擦り生姜を乗せて食べても美味しく食べられそうです。
このようにいろいろ工夫して、あまり多く食べずに「しらす」の味を楽しむこともできるので、ちょっとだけ工夫してみてはいかがでしょう。
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